先週庭植えのクリスマスローズの古い葉を切りました。
さびしい裏庭に植え込んだクリスマスローズ。5年もたつと株も増え、手押し車に5杯か6杯も葉っぱのゴミがでました。
この葉っぱはなかなか腐らないので、乾かしてかさを減らしてゴミに出します。
鉢植えのほうは秋の植え替えでかなり葉っぱも整理したのでもう少しこのまま。
庭植えのほうはぽつぽつ咲いてる株もありましたが、秋に咲く花はあまりきれいではないので、できたら切ったほうがいいです。
クリスマスローズは切花には向かないのですが、どうしてもというときは花茎を長く切って花首ちかくまで水につけるようにしていけると少しは持つようです。
今年も店頭にクリスマスローズが並ぶ季節になってきました。
近江八幡市にあるカワシマ種苗さんと、東近江市にあるカワシマ園芸さんは同じ系列なのでしょうかね。
どっちも品揃えが魅力的。今行くと、クリスマスローズの苗がどっさり置いてあるよ。
苗を買うのもよいのですが、欲しい株をと思うとちとお高い…。
割とお安い小さい苗は種まきしてから1年たった苗、割と大きいのは2年生苗。開花株が出回るのは年明けですね。開花してしまうとかなりお高い買い物になってしまいます。
そこで数年前から種まきもしています。
クリスマスローズは発芽まで半年かかるうえに、開花まで3年くらいかかるので、ようやく咲くと本当に嬉しい。
うちの種から組は、ピンク系が多いなー。ピンクが一番でやすい色なのかもしれません。
そしてお安い苗も、ピンクや赤が多いです。種がいっぱい取れるんだ。
クリスマスローズのおもしろいところは、親株と同じ色の花が必ずしも咲くわけでないというところ。
ではここで栽培記なぞ。
種は赤玉土小粒の用土に6月播種。発芽は2月下旬です。
本葉が一枚でたくらいで一本ずつに植え替えします。このとき元肥は入れません。これから暑さにむかうので、クリスマスローズは休眠します。お休みしている株に肥料をやると、根っこが焼けて枯れてしまうのです。
秋にもう一度植え替えします。このときに肥料を入れます。クリスマスローズの生育期は秋から冬にかけて。肥料はこの時期がジャストタイミングです。
庭植えにしたいなら、開花するまで待って。まだ一度も開花していない株を庭植えにすると、開花が遅れることがあります。
これは種まき3年目で咲いた花。ちょっとこぶりだけどいっぱい咲くよい子です。
黒とか黄色は、なかなか美花が出ないうえ、種もなかなかできないので、毎年この色だけは人工授粉して種をとります。